不妊治療の腹腔鏡手術と検査について

不妊治療に手術が必要?腹腔鏡手術と検査

不妊治療には色々種類がありますが、ここでは手術、特に腹腔鏡手術と検査について紹介していきます。

不妊治療における手術の種類としては、腹腔鏡下手術、子宮鏡下手術、卵管鏡下卵管形成術の3つがあります。腹腔鏡下手術を行う場合は不妊の原因が不明なことが多いですが、他には卵管癒着や子宮内膜症なども原因のことがあります。手術の流れは、まず腹部に炭酸ガスを注入し、全身麻酔をかけてからお腹に小さな穴(5mm~10mm)を開けてそこに腹腔鏡と専用の特殊道具を通し、モニターを見ながら行います。

子宮鏡下手術は子宮腔内癒着症や子宮内膜ポリープなど、子宮に病変があるときに行う手術です。膣から子宮に内視鏡を通し、腫瘍などを確認して先端についた電気メスで取り除きます。子宮を切らないため、体にかかる負担が開腹する場合より少ないです。

卵管鏡下卵管形成術は閉塞した卵管の通りを改善する手術です。最初にカテーテル(細い管)のついた卵管鏡(細い内視鏡)を膣から子宮へ通し、卵管へ辿り着いたらカテーテルについた風船を膨らませ、卵管の通りを良くします。そして卵管鏡で様子を見て問題なかったら終了です。

それぞれの検査もあり、それについても紹介します。腹腔鏡検査は手術と同様にお腹に開けた穴に内視鏡を挿入して行う検査です。子宮鏡・卵管鏡検査はほぼ同じで膣から内視鏡を通し行う検査で、麻酔は使用しません。卵管造影検査というものもあり、これは子宮口にふたをして造影剤を注入し、その液が子宮から卵管へ流れる様子を見て異常がないか確認します。レントゲンで見ることも出来ます。

これらが不妊治療における手術や検査です。不妊にお悩みの方に参考にしていただければ幸いです。